実は機能性胃腸症の原因は、これだという特定はできていません。しかしストレス・過労が原因であろうとは、考えられています。
かつて、胃潰瘍の原因としてストレス説が言われていました。ストレスがたまることにより胃酸の分泌のバランスが崩れる。それによって胃内部の酸性・アルカリ性のバランスが崩れることにより、胃酸が強くなり胃の内部を溶かして「穴があく」。つまり胃潰瘍になる、という説です。今ではヘリコバクターピロリ菌の存在がクローズアップされ、ストレス説はあまり言われなくなっています。
しかし、ストレスや過労が原因であろうとされているのです。
実際に内視鏡で胃の中を見ても、これといった病変部が見当たらないのが特徴です。さらに、ひどいストレスや過労の際に、発症しやすいということもあり、これが原因ではないかと考えられているのです。
「胃が痛くなるような・・」という状況は、この機能性胃腸症の場合にあてはまるのかもしれませんね。
特に感染や、胃に潰瘍ができるような器質的な異常が無いのが、機能性胃腸症という病気の特徴といえるかもしれません。
※ヘリコバクターピロリ
ヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter pylori)は、ヒトなどの胃に生息するらせん型の細菌である。単に「ピロリ菌」と呼ばれることも多い。
ウィキペディアより