機能性胃腸症の検査では、内視鏡検査がポピュラーです。あとはレントゲン、便潜血の検査なども行います。
機能性胃腸症の内視鏡検査は、いわゆる胃カメラです。これを口または鼻から挿入して、食道や胃内部を見ます。胃カメラはある年齢以上の方なら、経験された方も多いのではないかと思いますし、特に説明する必要もないのではと思います。
この検査は、胃がんや胃潰瘍など器質的な異常を確認するために行うのですが、特にそれが確認できなければ、機能性胃腸症の可能性大ということになります。
この内視鏡検査では、食道の異常を調べるために、食道内の圧力を調べる検査をやることもあります。これは鼻から挿入する内視鏡で、その先端に圧力センサーがついているもので、これを胃の入り口まで入れて食道内の圧力を調べるのです。水を飲んでもらったりなど、反応しやすくしたりして調べます。
レントゲンによる検査も行われます。これも異常な影が写っていなければ、器質的異常はないものと判断して、機能性胃腸症の疑いがあるということになります。
機能性胃腸症の検査では、便潜血の検査も行うこともあります。これも器質的異常の確認のためですが、便潜血の90%以上は痔だと言われていますので、あまり診断には参考にならないかもしれません。